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大卒内定率は1・8P減  福岡労働局    企業からの推薦依頼数は2・3%増


 厚生労働省福岡労働局(博多区博多駅東2丁目、前田芳延局長)が統計する2016年3月(15年12月末現在)の福岡県内新規大卒就職内定率は、前年同月比1・8ポイント低下の66・0%だった。学校への推薦依頼数が29万3412件で前年同期比2・3%増。
 内定者数は1・4%増の1万4712人だったものの、全求職者も3・4%の1万8506人と増えたため、内定率が低下した。文系学部の内定率では0・8ポイント低下の61・9%、理系学部で4・3ポイント減の75・0%。また、短大、高等専門学校含めた就職内定率は1・1ポイント低下の66・4%だった。同局では「1月から3月末まで多くの学生の就職が決定するように、就活の集中支援を実施する」と話している。