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宮崎のテラスマイルと業務提携 クロスエイジ


IT導入で農家の経営力強化へ

農業コンサルティングなどを手がける㈱クロスエイジ(春日市春日公園3丁目、藤野直人社長)は2月16日、農家向けシステム開発のテラスマイル㈱(宮崎市高岡町、生駒祐一社長)と業務提携し、農業の数値化経営支援サービスを開始した。
同社は農家の販路開拓や農産物のブランディングを支援しており、支援農家に対してテラスマイルが開発する農業支援システム「Right ARM(ライトアーム)」を導入することで、データをもとにした農家の数値化経営や経営計画策定支援のコンサルティングを手がける。「Right ARM」は農業の経営最適化を目的としたクラウドシステムで、環境や出荷量の記録、生産性や収益性の評価ができるもの。テラスマイルも提携によりシステムの販路拡大を図り、5年間で100件の導入を目指す。導入には10万円から30万円の初期費用に加え、月額5000円から5万円がサポート内容に応じて必要となる。同社は「これまで農家の販路開拓や商品プロデュースで培ったノウハウに加え、IT導入による経営力強化のサポートで農家に寄り添った支援を続けていきたい」と話している。
同社は2005年3月設立。資本金2800万円。従業員数24人(パート・アルバイト含む)。

2018年3月20日発行