INTERVIEW
サントリー 九州内で“プレモル”など販促強化
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サントリーグループ(東京都)は2018年度、ビールやハイボール、飲料水など主要商品の料飲店、家庭用向けの展開を九州内で強化する。
3月27日、ホテルオークラ福岡で2018年度の方針説明会が開かれ、サントリー酒類㈱の片岡聡司執行役員九州支社長(4月から常務執行役員東海・北陸営業本部長に就任)とサントリーフーズ㈱の山田徹執行役員九州支社長が出席。
“酒類”と“飲料”が合同で展開していくキャンペーンの内容を発表した。
フラッグシップブランドの「ザ・プレミアム・モルツ」が打ち出すのは、きめ細かくクリーミーな泡を楽しむ「神泡」。
樽生ビールを料飲店が提供する際に“神泡”を提供する店を1131店舗(17年度)から約1800店舗に拡大。
また、同ビールの3缶セットと6缶セットに手動で泡をつくる「神泡体験キット」を同封し、一般家庭にも訴求を図る。
近年市場が拡大する“ハイボール”分野では、バーボン「ジムビーム」の九州内業務用が前年比166%、家庭用向け缶が同654%と大きく伸張。
今年度は取り扱い店舗を小売も含めて九州内500店舗、バーボン「メーカーズマーク」の取り扱い料飲店100店舗を目指す。
その他には、プレモルや金麦、オールフリー、阿蘇の天然水などの売り上げの一部を熊本城復興のために寄付する「くまもと応援缶」の販売を継続するなど、酒類と飲料を合同で実施していく。
会見で片岡聡司執行役員は「酒類と飲料が合同で実施することで、互いのターゲットへの訴求効果が見込める。熊本復興をはじめ、サントリー商品を通じて、九州を元気にしていきたい」と話した。