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長崎県平戸市に葉物野菜の生産工場 地のものファーム


本社も移転

包装資材メーカのモロフジホールディングス㈱(筑紫野市、諸藤俊郎社長)傘下で、農業生産法人の地のものファーム㈱(同社長)は長崎県平戸市に、葉物野菜を生産する植物工場を新設、今年9月の稼働を予定している。

平戸市田平町内に約6000㎡の土地を賃借し、自然光を利用した水耕栽培ハウスを約5〜8棟建設する。リーフレタスや水菜を年間26万4000束(約47トン)生産し、初年度3000万円の売り上げを目指す。

また2月20日に、平戸市と立地協定を締結し、福岡市中央区白金1丁目にあった㈱地のものファームの本社を同町内に移転した。諸藤社長は「西九州道延伸によるアクセスの向上で、流通の効果も期待できる。収益の柱のひとつにしていければ」と話している。

地のものファーム㈱は2015年9月設立。現在、長崎県松浦市内でジャガイモ栽培を手掛けている。

2018年3月13日発行