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アジア貢献賞に長崎市のRK清水財団など3団体 西日本国際財団


アジアKids大賞は2団体を選定

公益財団法人西日本国際財団(理事長・久保田勇夫㈱西日本シティ銀行会長)は、第19回「アジア貢献賞」にフィリピンで教育支援を展開するRK清水(長崎)財団(長崎市、清水勝利会長)など3団体、第13回「アジアKids大賞」にフィリピンの子どもたちへの寄贈活動を続けるありあけ国際交流協会「ヤングチャレンジ」(熊本市、児玉伊佐夫代表)など2団体に決定し、3月7日に福岡市博多区のホテル日航福岡で表彰式を開催する。

このほかアジア貢献賞を受賞したのは、木城えほんの郷みどりのゆりかご協会(宮崎県児湯郡木城町、黒木郁朝村長)とNPO法人ヒーリングファミリー財団(佐賀県多久市、大垣内勇理事長)の2団体。RK清水(長崎)財団は長崎県内で使われなくなった机椅子1万個を集荷して6年間でフィリピンの132校に寄贈するとともに、12校の小学校の建設支援に携わった。木城えほんの郷みどりのゆりかご協会はアジアを中心とした世界の絵本原画1100点や作品2万冊を収集。韓国・中国・インドなどの絵本の収集、保存、出版などを通じた交流を継続している。ヒーリングファミリー財団はタイへの車椅子修繕寄贈活動を中心に、タイと佐賀の障がい者が協力して取り組んだ「コースター」の制作など、地道な草の根活動を継続している。

同財団は1985年3月、西日本シティ銀行(旧西日本銀行)の普銀転換と創立40周年の記念事業として設立。2000年3月に設立15周年を記念してアジア貢献賞を、05年に同20周年を記念してアジアKids大賞を創設。毎年、九州・山口地域でアジアとの国際交流に貢献している団体・個人などを表彰している。

2018年3月6日発行