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16年度売上高で初の1000億円超えへ  ワールドホールディングス    前期売上高は28%増の約880億円


 人材・教育ビジネス、不動産ビジネス、情報通信ビジネスの株式会社ワールドホールディングス(福岡本社・福岡市博多区博多駅前2丁目、伊井田栄吉会長兼社長)の2015年12月期連結決算は、売上高が前年比27・8%増の879億8400万円、経常利益が同37・9%増の51億3300万円の2ケタ増収増益で過去最高となった。今期は売上げで初の1000億円超えを見込んでいる。
 「人材・教育ビジネス」、「情報通信ビジネス」、「不動産ビジネス」の3本柱のうち、「人材・教育ビジネス」は労働者派遣法改正を経て、同社グループがコンプライアンスが確立していると再評価を受けて受注が増加。稼動人員も1万2000人を超えた。このほか「情報通信ビジネス」、「不動産ビジネス」を含めて内部のほとんどのセグメントで増収と増益を達成した。
 全社の営業利益は37・1%増の51億3700万円。当期純利益は91・3%増の38億1000万円だった。
 今期は引き続き増収増益の予想で、売上高で15年度比13・8%増の1001億1100万円、経常利益で19・9%増の61億5300万円の見通し。