NEWS

ビルマネージメントを買収 山口県のフジ総業


新社長に藤井社長

総合ビル管理を手掛けるフジ総業㈱(山口県周南市、藤井正一社長)は、2月1日付で総合ビルメンテナンス業の㈱ビルマネージメント(福岡市博多区博多駅前3丁目、吉田晃社長)を買収した。

ビルマネージメントは後継者不在の解消策として、フジ総業は数年前から売り上げが頭打ちとなっていたことから、福岡エリア進出の足掛かりとして双方が合意したもの。福岡エリアへ進出することで売上拡大を目指す。これに伴い、フジ総業の藤井社長が社長に就任し、吉田晃社長は取締役会長に就いた。また、ビルマネージメントは同日付で北九州市八幡西区黒埼3丁目に初の出先として北九州営業所も開設しており、新規開拓を進めていく。藤井社長は1960年3月10日生まれの57歳。山口県周南市出身。愛知工業大学を卒業後、83年にフジ総業㈱に就職、86年から2代目として現職に就いた。趣味は野菜作り。藤井社長は「今後は福岡の売り上げを毎年1〜2割拡大させることを目標に、ビルマネージメントの基盤とネットワークを生かすことで顧客開拓を進めていきたい」と話している。

フジ総業㈱は1973年10月設立。資本金は2400万円で、従業員数は260人。

2018年2月20日発行