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テレビ電話無料相談システム導入 福岡県よろず支援拠点


経営相談窓口全て導入へ

(公財)福岡県中小企業振興センターが運営する福岡県よろず支援拠点(福岡市博多区吉塚本町)は、2月から県内に配置する無料経営相談窓口にテレビ電話システムを順次導入している。

これまで県内の事業者向けに22カ所の経営相談窓口を構え、博多本部や北九州、飯塚、久留米では毎日、その他の地域は月1回の定例日に相談員を派遣し対応している。遠隔地の商工会議所や商工会、金融機関と連携しテレビ電話システムのスカイプを設置することで、毎日対応することができ、利用者増加を図る。事前予約制で、相談時間は午前9時30分〜同10時30分、午前10時〜同11時45分、午後1時〜同2時、午後2時15分〜同3時15分、午後3時30分〜同4時30分。近くの相談窓口に設置されたテレビ画面に向かって話すだけで、難しい操作をせずに博多本部の相談員と会話が可能。現在は経営相談窓口を設置している北九州や飯塚、行橋、久留米、うきは、大川に加え新たに中間や苅田、豊前、糸島など計19地域で導入が決定し、一部開通している。佐野賢一郎チーフコーディネーターは「全国の経営相談窓口では初めての試みで、今後も県内全域広げていきたい。これまでと変わらず無料で何度でも相談できるので気軽に来訪してもらえれば」と話している。

同拠点は、32人の相談員が在籍し、来訪相談者数も全国1位。

2018年2月14日発行