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インド・グジャラート州の新工場が完成 福岡金網工業


投資額は1億5000万円

コンクリート用金網を製造、販売する福岡金網工業㈱(福岡市博多区吉塚1丁目、山本崇裕社長)が、インドのグジャラート州に建設していた新工場が1月26日に完成し、稼働を開始した。投資額は約1億5000万円。

これまで、同社の現地取引先が保有する工場内に機械を置いて製造していたが、今回はその隣接部分に新工場を設けるもの。約7万5000㎡ある敷地に、平屋建てで床面積2000㎡の工場を建てた。従来のコンクリート用の補強金網やコンクリート製の塀などを製造していく。新工場の稼働により、インドでは現在の月産10トン体制から10倍の100トン体制になる見込み。新工場では日本人4人と現地スタッフ30〜40人程度を配置する方針。山本社長は「インドは今後インフラが整備されていくタイミングなので、今後の需要の伸びが期待できる」と話している。

同社は1967年12月設立。資本金3000万円。国内では山口、若宮、田川、伊万里、熊本、沖縄に製造工場を構える。15年7月からインドに進出し、16年9月に現地法人を設立していた。従業員数は全体で約100人。

2018年2月6日発行