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飲食店など業務用販売が好調で増収 五洋食品産業


2018年5月中間期

冷凍菓子製造販売の五洋食品産業㈱(糸島市、舛田圭良社長)の2017年11月の決算は売上高が前年同期比10・7%増の9億5100万円の増収、経常損失が4100万円だった。

宅配用チャネルにおいては、主力の生活協同組合(コープ)の受注販売が伸び悩んだ一方で、業務用チャネルにおいて大手外食チェーンのフェアメニューでの商品採用で消費量が順調に伸び全体の売上拡大をけん引した。その反面、原材料価格の上昇に加え、16年5月期から着手した本社工場の増築、改修工事に係る一連の設備投資により原価償却費、水道光熱費など製造経費が増加した。同社では「輸出チャネルにおいても引き続き現地での販促活動に注力し、売り上げ拡大につなげたい」と話している。

通期は期首予想と変わらず、売上高が前期比8・1%増の21億4800万円、経常利益が同16・9%減の6900万円で増収減益を見込む。

2018年1月30日発行