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砂糖やミルクを使わないチョコレート デーツオアシス


デーツの甘味を生かして

食品輸入卸、菓子店運営のデーツオアシス(合)(福岡市東区香椎1丁目、諸石早苗社長)は1月15日、カカオマスやデーツ、カカオバターのみを使用したチョコレートを発売した。

砂糖やミルクなど通常チョコレート製造に使用するものを含有せず、チョコレートの原料であるカカオマスにデーツの甘味などを生かして開発したものでフルーツのみを使っているのが特徴。1箱4個入りで価格は1200円。カカオマスの産地別にドミニカ、ガーナ、コートジボアール、マダガスカルの4種類がある。

デーツは世界300種以上の産地があるフルーツ。食物繊維が豊富で、砂糖と比べて甘味が1・25倍、カロリーが3分の1などの特徴があるという。諸石社長は「デーツの特徴的な甘味がカカオマスの味を上手く引き出している。産地別の味を楽しんでほしい」と話している。

同社は2012年7月創業、2017年7月設立、資本金は500万円。出先は本店「香椎スイーツ」と「デーツオアシス新宿マルイ店」。従業員は5人。

2018年1月23日発行