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シニア対象のマジック道場をFC化 日本コミュニケーション協会


今年春から

簡単なマジックを使って対人能力向上を図る「コミュニケーションマジック」の普及団体、日本コミュニケーション協会(福岡市中央区天神4丁目、広庭孝次会長)は今春から、シニアを対象にしたマジックを学ぶ場「魔法道場」のFC化に着手する。

同協会は、コミュニケーションマジックを予防医学やリハビリに生かす「メディカルマジック」も普及中で、これまでに全国各地の医療機関やデイケアサービスセンターなど約100カ所、延べ5000人以上の前で披露してきた。それに伴い今年1月、シニア層にメディカルマジックを学んでもらうほか、コミュニティの場として活用する「魔法道場」を同協会内に設置。同時に、協会外部にFCで「魔法道場」を拡げていく。

既に冠婚葬祭互助会の㈱ラック(福岡市博多区東比恵3丁目、柴山文夫社長)とFC1号の契約を締結済。今後、協会スタッフがラック社員にマジック講師育成のための研修を実施。ラック側は、研修を受けながら「魔法道場」を今年春からをめどにプレオープンさせ、来年から本格稼働させる見通し。その際、同社が展開する西日本典礼の最大28カ所で「魔法道場」が展開される見込みだ。FC料金は研修費や開設後の販促ツールなどを含み約270万円〜。現在、在阪の学習教室展開・教材販売会社ともFCの話が進んでいるという。

「メディカルマジック」は昨年7月、「魔法道場」は10月にそれぞれ商標登録済。また、「シニア向けメディカルマジック教室『魔法道場』の展開による生き甲斐の創出」で、福岡県の経営革新計画承認も得ている。

2018年1月23日発行