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福岡市内3カ所の物流施設を取得 産業ファンド投資法人


取得予定価格は総額67億8300万円

産業ファンド投資法人(東京都千代田区、倉都康行執行役員)の資産運用会社、三菱商事・ユービーエス・リアルティ㈱(同、辻徹社長)は1月10日、福岡市内3カ所の物流施設の不動産信託受益権を取得すると発表した。取得予定価格は総額67億8300万円。

新たに取得するのは「IIF箱崎ロジスティクスセンターⅡ(増築棟)」(福岡市東区箱崎ふ頭4丁目)で、「IIF箱崎ロジスティクスセンターⅠ(準共有持分40%)」と「同Ⅱ(同)」は準共有持分の追加取得となる。

「IIF箱崎ロジスティクスセンターⅡ(増築棟)」の取得予定日は3月14日で、取得予定価格は11億3500万円。土地面積は5287㎡。建物は鉄骨造3階建て、延べ床面積9973㎡。「同Ⅰ(準共有持分40%)」の取得予定日は2月1日で、取得予定価格は20億5500万円。土地面積1万3400㎡。建物は鉄筋コンクリート造合金メッキ鋼板ぶき4階建て、延べ床面積2万4771㎡。「同Ⅱ(同)」の取得予定日は2月1日で、取得予定価格は35億9300万円。土地面積2万7371㎡。建物は鉄筋コンクリート造亜鉛メッキ鋼板ぶき4階建て、延べ床面積4万4135㎡。同社では「収益性、継続性、汎用性の3つの軸から物件を評価した」と話している。

同投資法人は2007年3月設立。中長期にわたって安定的な利用が見込まれる物流施設、工場・研究開発施設、インフラ施設などに投資している。

2018年1月23日発行