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食品DS「ザ・ビッグ」の九州全域展開を計画 マックスバリュ九州


約30店舗を目標に

イオングループで九州内にスーパーマーケットを展開するマックスバリュ九州㈱(福岡市博多区博多駅東3丁目、佐々木勉社長)は、中長期的に食品ディスカウント「ザ・ビッグ」業態の九州全域展開を計画している。

ビッグは、新規出店のほか競合が厳しい店舗を業態変更するなどして現在福岡県に10店舗、佐賀県に5店舗、熊本県に4店舗を展開。直近では昨年11月、熊本市内でグループの㈱レッドキャベツが運営する店舗を取得し、ビッグとしてオープンしている。佐々木社長は「熊本が4店舗になり、ドミナントというほどではないが、業態として熊本エリアでやっていける感触を持っている。またレッドキャベツは熊本県以外の遠隔地では長崎県に5店舗あり、同様に対応していく可能性もあり、さらにイオン九州の小規模店もビッグ化の対象として考えられる」と今後のグループ内での再編についても語っている。ビッグの店舗数については「展開を検討し始めたところなので、きちんとした数ではないが、全店の2割をビッグにすると全体で30店ほど」と見込んでいる。

2018年1月16日発行