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利島会頭、「中高年のお洒落でまちに活気を」 北九州商工会議所


新年会に1400人

北九州商工会議所(北九州市小倉北区紺屋町、利島康司会頭)と北九州貿易協会(北九州市小倉北区浅野、田坂良昭会長)は1月9日、恒例の新年賀詞交歓会をリーガロイヤルホテル小倉で開催した。

小川洋福岡県知事や北橋健治北九州市長らの首長をはじめ、喜多村円TOTO社長、小笠原浩安川電機社長、田中亮一郎第一交通産業社長など、地元経済界を代表するトップを含む約1400人が集まった。

利島会頭は開会のあいさつで、「北九州もまちにかなり活気が満ちてきたが、まだまだ足りない。女性がまちに溢れる『ガールズなまち』を今年は目指していきたい」と方針を語り、「そのためにも、ここに集まった中高年の皆さんは、一層お洒落にお金を使い、まちの活力に貢献してほしい」と呼びかけ、いずれも80歳を超える映画俳優、アラン・ドロンとジャン・ポール・ベルモンドがモデルを務めた新聞広告を広げて「これくらいお洒落な中高年を目指してほしい。私も今日はダンヒルのネクタイ、エルメスのハンカチを身に着けてきた」と話して会場の笑いを誘った。

また、乾杯の音頭を取った北橋市長は「響灘では洋上風力発電の一大プロジェクトが動き始めた。24年ぶりに都心の地価は上昇に転じ、ツーリストも過去最高を記録した。市内のさまざまなところで力強い可能性が生まれ始めている。この流れに乗って、今年も北九州市の力強い明日を拓いていきましょう」と参加者に呼びかけた。その後は地元経営者同士の活発な交流が会場を盛り上げ、終了時刻まで活気に満ちていた。

2018年1月16日発行