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終活・相続に関する専用相談窓口を設置 司法書士・行政書士高瀬事務所


終活カウンセラーが対応

司法書士・行政書士高瀬事務所(豊前市大字今市、髙瀬一彦所長)は12月1日、事務所内に終活や相続に関する専用相談窓口を設けた。

周辺エリアで相続問題などの案件が増加する中、「司法書士や弁護士などの専門家は敷居が高く相談しにくい」という住民の声を受けたもの。気軽に相談できるように「終活・相続支援センター 豊前築上」の看板を掲げ、事務所内に専用相談ブースを2つ(各15㎡)設置。事務局長を務める終活カウンセラーの内藤仁美さんを中心に兼任の相談員3人が対応する。初回は60分以内無料で、それ以降は有料となる。また、後期高齢者や障害者手帳を持つ依頼人に対しては無料出張サービスも実施する。今後はセンター主催の定期セミナーを年8回、外部からの講師派遣依頼に対応する不定期セミナーを年4回開催する予定。内藤事務局長は「健全な地域社会の発展を目指し、一人でも多くの方々に『終活』を知ってもらい、誰にでも必要な取り組みであることを周知していきたい。そのためにも今後は行政や高齢者施設運営の法人・団体などとも協力し、積極的な『終活』の普及推進に努めたい」と話している。

同事務所は1936年12月開業。スタッフ数は8人。

2017年12月26日発行