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前年の工事中断からの反動で大幅増収 富士ピー・エス中間期


通期では増収見込む

プレストレストコンクリート(PC)工法を用いた土木、建築工事の㈱富士ピー・エス(福岡市中央区薬院1丁目、菅野昇孝社長)の17年9月の中間連結決算は、前年同期比34・4%増の128億8600万円、経常利益は6億8700万円(前期損失は6000万円)で、増収・黒字化となった。

前年中間期は他社が起こした高速道路建設工事の事故による工事一時中止などの影響により、土木事業の売り上げが低迷したが、同四半期は手持ち工事が順調に進ちょくしたことから、大幅な増収となった。利益面では増収分が寄与し、増益となった。上半期純利益は5億7400万円(前期損失は8700万円)。

通期では売上高が前年同期比38・6%増の300億円、経常利益は69・2%増の8億8800万円、当期純利益は34・7%増の7億2000万円の増収増益を見込む。

2017年12月19日発行