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西区愛宕4丁目に脳神経クリニック開院 元九大病院脳神経外科助教の橋口公章医師


MRIやCTも設置

福岡市早良区在住で元九州大学病院脳神経外科助教の橋口公章医師は10月5日、同市西区愛宕4丁目に「はしぐち脳神経クリニック」を開院した。

場所は通称マリナ通り沿い、愛宕大橋交差点南西側のマリナ通りクリニックモールの一角。周辺に脳神経クリニックが比較的少なく、橋口医師が昔から馴染みがある地であることから開院したもの。モール全体の敷地面積は約3465㎡で、駐車台数は46台。建物は新築平屋で床面積は約264㎡。診察室や処置室、MRI室やCT室を設置し、治療機器はエコーや脳波計などをそろえている。スタッフは当初8人。診療時間は平日が午前9時から午後6時まで。土曜午後、日祝日は休診。橋口医師は「九大病院に残ることも考えたが、地元患者の脳における相談窓口になることや健康の悩みに直接向き合うことに専念したいと思い、馴染み深いこの地で開院した。今まで培ってきた経験を生かし、地域の皆さまのニーズに応えられるクリニックにしていきたい」と話している。

橋口医師は福岡市中央区大手門出身。1973年4月12日生まれの44歳。1992年久留米大学附設高校卒。99年九州大学医学部卒業後、同年5月同医学部付属病院研修医(第二外科)、10月に同(脳神経外科)。2001年4月下関市立中央病院医員。06年4月九州大学病院脳神経外科医員、同年10月同救命救急センター助手。08年4月同脳神経外科助教。11年4月飯塚病院脳神経外科医長。14年2月九州大学病院脳神経外科助教(病棟医長)。15年10月から同脳神経外科講師を務めていた。趣味はアウトドア、カメラ。

2017年12月12日発行