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南区長丘1丁目に手芸、雑貨店 南区在住の畑島貴子さん


2階をコミュニティースペースに

福岡市南区在住の畑島貴子さんは12月1日、同区長丘1丁目に手芸、雑貨店をオープンする。

店名は「フィーロラッポルティ」。場所は長丘2丁目交差点南側、旧・着物店「きもの店つたや」の2階建ての既存建屋を取得し、同所を改修した。フロア面積は1階約70㎡、2階約30㎡。店内には毛糸や手芸品、ハンドメード雑貨など計約1000点をそろえている。手作り雑貨品は、国内のハンドメードイベントのコーディネーターを務める川内雷太さんが監修し、全国で調達した作品を販売する。価格は毛糸など手芸品500円から。2階は10人ほど収容可能なコミュニティスペースとして運営し、高齢者や主婦層、子ども向けに編み物教室などのイベントを週2回ほど開く。また、1時間1500円で貸し出しも実施する。平均客単価5000円を想定。営業時間は午前10時から午後6時まで。スタッフは8人(非常勤含む)。

畑島さんは「編み物はうつ病やストレス解消など脳の活性化やメンタルヘルスの面でも有効な点がある。地域のコミュニティースペースとして役割を果たすために、子ども向けに放課後開放など気軽に訪ねてもらえる場所にしたい。イタリア語でフィーロは糸、ラッポルティは人との繋がりを意味しているので、さまざまな世代の人が集う場所を目指す」と話している。

畑島さんは福岡市中央区出身。1970年1月29日生まれの47歳。ニット洋品店販売の㈱美和(福岡市中央区大手門1丁目、杉美和子社長)の取締役でもあり、今回個人事業主として運営する。「きもの店つたや」の物件は畑島さんの義母が運営していたという。

2017年11月28日発行