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エストニアに子会社設立 スルー


電子技術の発達に着目

ウェブシステム開発のスルー㈱(福岡市中央区大名2丁目、西出寿也社長)は10月30日、ヨーロッパのエストニアにシステム開発を主業務とする子会社を設立した。

エストニアでは電子技術が進んでおり、仮想通貨の分散型台帳技術「ブロックチェーン」を研究開発する中で技術面や法人税など経理面のメリットを図るもの。法人名は「ブロッコリー」。資本金は2500ユーロ。本社はエストニアの首都タリンに置いた。従業員は西出社長1人。西出社長は「日本は仮想通貨関連の法整備が未熟であるが、エストニアはブロックチェーンを用いたビジネスを展開する上でメリットが多い」と話している。

同社は2015年8月設立。資本金100万円。西出社長は早良区出身、1981年3月25日生まれの36歳。九州大学大学院システム生命科学府修了。趣味は語学の勉強。

2017年11月28日発行