NEWS

前期大幅増収の反動で減収減益 昭和鉄工9月中間決算


エンジニアリング事業は10%増

熱源・空調機器製造の昭和鉄工㈱(糟屋郡宇美町、福田俊仁社長)の9月中間決算は、売上高が前年同期比8・1%減の59億3300万円、経常利益が48・2%減の1億4800万円で減収減益だった。

前期が大幅増収で、今期は匹敵する大型案件がなく、その反動が要因。事業別売上高は、機器装置事業が13・4%減の38億8200万円、素形材加工事業が7・1%減の7億700万円、一方、サービスエンジニアリング事業は設備工事などが伸び10・6%増の13億4200万円だった。通期では売上高が6・8%減の120億円、経常利益が69%減の2億円を見込んでいる。同社では「売上高120億円、利益率4%以上を目指す中期経営計画の最終年。目標達成のため、効率的な事業戦略を進める」と話している。

2017年11月28日発行