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貸倒引当金戻入益が減少し減益 北九州銀行中間決算


自己資本比率は10・88%

山口フィナンシャルグループ傘下行の㈱北九州銀行(北九州市小倉北区堺町1丁目、藤田光博頭取)の2017年9月の中間決算は、経常収益が前年同期比7・8%減の72億5400万円、経常利益が2・4%減の22億2300万円の減収減益だった。中間純利益は2・7%増の16億800万円。

一般貸倒引当金戻入益が前年比約8億円減少した。利益面も収益減に伴い、減益だった。単体自己資本比率は17年3月期比マイナス0・07ポイントの10・88%。同グループでは「今年度から開始した中期経営計画のもと、各社一体となってグループ総合力を発揮したい」と話している。

今期は経常収益が前期比1・3%減の140億円、経常利益が8・7%減の30億円の減収減益を見込んでいる。

2017年11月28日発行