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入居率向上で経常益91%増の6億6900万 ウチヤマホールディングス


売上高は7・9%増

介護事業の㈱さわやか倶楽部、カラオケ店や飲食事業の㈱ボナーの持ち株会社で東証一部、㈱ウチヤマホールディングス(北九州市小倉北区熊本2丁目、内山文治社長)の2017年9月の連結中間決算は、売上高が前年同期比7・9%増の131億34万円、経常利益が同91・3%増の6億6982万円と増収増益だった。

介護事業で北九州市若松区に介護付有料老人ホームを開設したほか、障がい児通所支援事業放課後等デイサービスを3カ所新設し、中間期末で84カ所156事業所体制になったことで増収。利益面では施設近隣の病院や居宅介護支援事業所との連携強化で入居率の安定を図った結果、期中の平均入居率が前年同期を1・6ポイント上回り93・4%となったことが増益に繋がった。

事業別に見ると、介護事業は売上高が11・9%増の78億7946万円、セグメント利益は30・3%増の6億6409万円。カラオケ事業は、売上高が5・6%減の37億7669万円、セグメント利益が46・4%増の3億6571万円、飲食事業は売上高が1・4%減の8億7000万円、セグメント損失が876万円(前年同期は3336万円の赤字)だった。不動産事業は売上高が4・4倍の4億4798万円、セグメント利益が3・4倍の9337万円、そのほかの事業では売上高が13・4%増の1億2619万円、セグメント損失が1837万円(前年同期1438万円の赤字)だった。

通期では、売上高が5・9%増の268億1000万円、経常利益が7・2%増の10億8100万円の増収増益を予想している。

2017年11月28日発行