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博多、天神の両会場でクリスマスマーケット クリスマスマーケット実行委員会


25日まで

クリスマスマーケット実行委員会(福岡市博多区、佐伯岳大実行委員長)は11月14日からJR博多駅の博多口広場で、30日から中央区天神1丁目の福岡市役所西側ふれあい広場で、欧州の冬の定番行事「クリスマスマーケット」を開催する。期間は12月25日まで。

同祭はドイツで誕生したヨーロッパの冬の風物詩で、各都市の街の広場でクリスマスを準備するために開かれる催し。福岡では佐伯実行委員長が街を盛り上げようと地元企業に働きかけ、2013年に博多駅前会場でスタート、今年5回目。天神会場は15年から、3回目になる。年々協賛数も増え200社以上、博多では27店舗が出展。天神は21店舗になる。本場ドイツさながらの「ヒュッテ」と呼ばれる小屋でホットワインや軽食、菓子、クリスマスグッズなどを販売するほか、特設ステージでは音楽祭や協賛企業によるイベントなどを随時実施する。

今年新たな取り組みとして、博多では11月30日まで「ボルドーワイン祭り」特設ブースを設置し、100個限定でオリジナルマグカップを販売する。そのほか、博多人形師・中村信喬氏が手掛けた「福の天使」(1個2017円)を12月6日、両会場で限定300個を販売する。また、毎年デザインを変えて販売する数量限定のマグカップは月桂樹をモチーフにし、花言葉の「輝き」を同祭のテーマに据えた。

昨年は期間中350万人の来場があり今年も同規模を見込んでいる。博多は平日が午後5時〜午後11時まで。金曜、祝日前が午後11時30分まで。日曜、祝日は12時〜。天神は平日午後4時〜午後10時、土・日、祝日は12時〜。佐伯実行委員長は「アーティスト数は1000人。1時間に1回の音楽イベントを開催し、いつ訪れても楽しめるような企画にしている。街をあげて取り組み、福岡の冬の風物詩に根付かせたい」と話している。

2017年11月21日発行