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中間期売上高は3・1%増の95億6900万円 ダイショー


業務用製品の市場開拓が好調

大手調味料メーカー、㈱ダイショー(福岡市東区松田1丁目、阿部孝博社長)の17年9月中間決算は、売上高が前年同期比3・1%増の95億6900万円、経常利益が同58・5%増の1億5800万円で2期ぶりの増収増益となった。

簡便ニーズに伴う内食、家飲み志向が高まる中、需要の高い総菜分野を中心に業務用製品の収益拡大に注力。特に専任部署の新設、人員拡充が製品開発力の向上につながったほか、コンビニ向け製品の市場開拓も順調に進んだことで5期連続の増収となった。

利益については労務費、人件費関連コスト、物流コストは増加したものの、増収基調に加え原材料価格も安定してきたことで営業利益は1億5700万円(55%増)、純利益は9300万円(84・1%増)とともに大幅増益となった。

通期は売上高が210億円(6・6%増)、営業利益が6億5000万円(40・6%増)、経常利益が6億5000万円(40・5%増)の増収増益を見込んでいる。

2017年11月21日発行