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静岡のアスクル代理店を子会社化 イデックスビジネスサービス


アスクル事業を拡大

イデックス(新出光)グループのオフィス事業を担う中核会社で、事務用品通信販売代理店のアスクル事業などを手がける㈱イデックスビジネスサービス(略称ibS、福岡市博多区店屋町、若杉佳昭社長)は10月20日、静岡県掛川市緑ヶ丘2丁目のアスクル代理店、㈱竹内オフィス(竹内勇社長)の株式を譲受し子会社化した。

ibSは2018年度までの中期経営計画において中核事業をアスクル事業と位置付け顧客拡大を図っており、今回静岡県下にアスクルの顧客を多数有する竹内オフィスを子会社化した。アスクル事業ではこれまで5社から営業権を譲受しているが、子会社化は今回が初めて。親会社で石油製品販売大手の㈱新出光が創業100周年を迎える2026年3月期に売上高100億円を目指しており、永野隆弘アスクル営業部長兼法人営業部長は「今後も後継者問題などを抱える代理店などを積極的にM&Aしていき、アスクル事業のさらなる拡大を図っていきたい」と話している。

竹内オフィスは1990年8月設立。資本金1000万円。従業員は3人。直近の年商は1億3000万円で、アスクル代理店約1400社の中で400位ほどにランクされる。

ibSは1997年4月設立。資本金は1億円で新出光が全額出資。従業員38人。アスクル事業のほか、OA機器販売や通信・ネットワークシステム構築からWebサイト制作、オフィスレイアウト提案、ユーキャンの法人向け人材育成サービスなどを展開。17年3月期売上高は54億3363万円。

2017年11月21日発行