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岩岡信雄常務取締役が新社長に就任 第一施設工業
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設立50周年を機に
クリーン搬送機器、搬送システム、産業用ロボットメンテナンスなどを手掛ける第一施設工業㈱(糟屋郡新宮町上府北3丁目)は10月1日付で、新社長に岩岡信雄常務取締役が就任。篠原統社長(76歳)は会長に就いた。
今年7月で設立50周年を迎えたのを機に新たな体制を敷いた。岩岡信雄社長は福岡市博多区出身。1950年2月23日生まれの67歳。県立香椎工業高等学校機械科卒業後、68年4月九州松下電器(現、パナソニックコミュニケーションズ)入社し、技術分野や購買関係などの仕事に従事。2004年12月に第一施設工業の購買部部長として入社。その後06年8月に取締役、11年8月常務取締役を歴任した。趣味はゴルフ。
同社は10年前から韓国、中国、台湾を中心とした海外展開に注力し、現在の売り上げの約8割は同国と地域で構成され、今後はそれらに次ぐ新拠点としてタイなどを検討しているという。
岩岡社長は「今年9月からは産業用ロボットの保守事業をスタートし、今後はクリーン搬送機器、システム製造販売と2つの事業を柱に売上げを伸ばしていきたい。10月には日本郵便グループの一般競争入札において、当社製造の「自動式チルドコンテナ」が採用された。17年1月期の売上高は32億円だったが、今年度は35億円以上を見込んでおり、20年までに60億円以上が目標。将来的には中国の半導体分野も取り込んでいきたい」と話している。
なお、新体制は次の通り
▼代表取締役会長 篠原統▼代表取締役社長 岩岡信雄▼専務取締役 赤川豊▼常務取締役 松村幸司▼取締役 藤野孝司▼監査役 松尾学
2017年11月21日発行