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東京・馬喰町にキャッシュレスのレストラン ロイヤルHD


次世代の運営モデルの確立目指す

ロイヤルホールディングス㈱(福岡市博多区那珂3丁目、黒須康宏社長)は11月6日、完全キャッシュレスの新業態レストランを東京都中央区馬喰町にオープンした。

少子高齢化による生産労働人口の減少や市場変化などサービス産業を取り巻く環境が厳しくなる中、生産性向上と働き方改革を目指し、ロイヤルグループ全体の課題解決、および次世代のビジネスモデルの確立につなげる。

店名は「GATHERING TABLE PANTRY」(ギャザリング テーブル パントリー)。セルフオーダーシステムの導入に加え、支払いはクレジットカードや「楽天Edy」、交通系ICカードを含む主要電子マネーの利用のみとすることで、売り上げ管理業務をはじめとした店長業務の負担軽減につなげるほか、スタッフのトレーニングツールやマニュアルを簡単に作成できるツールの導入で、トレーニングも短時間で行える環境を整備した。加えて調理工程の短縮と料理の質の両立を目指し、セントラルキッチンのノウハウを生かしながら、最新の調理器具を導入するなどキッチンオペレーションも変更。これによる調理スペースのコンパクト化によって、狭小立地でも客席スペースの確保を可能としている。

メニューは前菜、サラダ、洋食料理、デザート、ソフトドリンクなどを提供。当面は実験店舗として効果を検証し、今後各機能の改善や機能の追加を加えながらロイヤルグループ内へと反映させていく。

2017年11月14日発行