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売上増、為替差益などで経常益15%増 大石産業


通期も増収増益見込む

産業用包装資材製造の大石産業㈱(北九州市八幡東区桃園2丁目、大久保則夫社長)の2017年9月連結中間決算は、売上高が前年同期比5・3%増の90億3800万円、経常利益が同15・7%増の7億8200万円で増収増益だった。

売上面は主にフィルム製品の増収、海外部門における化学・食品向け重包装袋および段ボール製品の大型ケース拡販などが寄与、利益面は売上増加や為替差益により伸長した。営業利益は同6・6%増の6億8500万円、上半期純利益は同22・8%増の5億7100万円となった。通期予想に変更はなく、売上高が前年比7・3%増の185億円、営業利益が同1・6%増の14億円、経常利益が同4・3%増の16億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同2・2%増の11億円を見込んでいる。

2017年11月14日発行