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来年冬ダイヤから国際線再参入 スターフライヤー


北九州、福岡、北九州—台北間で

㈱スターフライヤー(北九州市小倉南区、松石禎己社長)は、来年冬ダイヤ(18年10月〜19年3月)から国際定期路線に再参入し、北九州、福岡、中部の3空港と台北桃園空港を結ぶ直行便を就航する。

国際線の再参入は12年7月から14年3月まで運航していた北九州—プサン線以来、約4年ぶり。台北との直行便は今回が初めて。国内航空需要が縮小する一方で、外国人観光客が増加していることを背景に再参入を決定した。同社ではアジア地域を中心に航空需要予測に基づく準備を進めてきた。運航ダイヤや航空運賃は現段階で発表していないが、それぞれ1日1往復2便体制で運航する。

18年3月期の業績予想を上方修正

また、同社は、18年3月期の業績予想を上方修正、売上高は当初比1・9%増の377億円、本業のもうけを示す営業利益は同40%増の28億円、経常利益は同35%増の27億円、当期純利益は同60%増の10億円と売上高、利益ともに当初の予想を上回る見通し。

増収につながる運賃体系の強化や航空券と宿泊をセットにしたパッケージ商品の拡充などの増収策が堅調に推移していることや、為替レートが円安傾向で推移したことで燃油費や外貨建ての費用が大きく抑制できたことが要因になっている。

2017年11月14日発行