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日本公庫福岡支店から2億円の融資 モロフジケミカル


工場増設資金として

包装資材メーカー、㈱モロフジ(筑紫野市、諸藤俊郎)の子会社で、同社製造工場運営の㈱モロフジケミカル(熊本県南関町、同社長)は10月31日、日本政策金融公庫福岡支店から融資を受けた。融資額は2億円。

現在、熊本県玉名郡内に2棟ある同社製造工場のうち1棟を増築しており、その資金として融資を受けたもの。今回は、設備資金や長期運用資金としての融資「新事業活動促進資金」が適用された。

製造ラインを増やすほか、袋を製造する機械「製袋機(せいたいき)」を新たに3台導入するなどして生産性向上を図っていく考え。増築中の工場は、来年1月の稼働を予定している。諸藤社長は「工場増築で生産能力を上げ、さまざまなニーズに対応できる生産体制を構築したい」と話している。

モロフジケミカルは1998年5月設立。資本金3000万円。従業員数は65人。

2017年11月7日発行