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JA三井リースの百%子会社に 西日本総合リース


西日本シ銀行との提携を発展的解消

地場大手の㈱西日本総合リース(福岡市博多区下川端町、小野武彦社長)は、10月10日付で㈱西日本シティ銀行と西日本ユウコー商事㈱から自己株式を取得し、親会社であるJA三井リース㈱(東京都中央区、古谷周三社長)の百%子会社となった。

同社は1982年にセントラルファイナンス、東海銀行(現三菱東京UFJ銀行)、西日本銀行(現西日本シティ銀行)を主な株主に㈱セントラルファイナンス西日本として設立。資本金は7億5000万円。95年に現社名に変更。2002年に三井リース事業㈱の全額出資会社となり、翌年に西日本銀行、西日本信用保証㈱との業務協定に基づき株式を一部(14・9%)譲渡した。08年には親会社の三井リース事業が協同リース㈱との経営統合でJA三井リースとなり、JA三井リースグループとなった。

今回、提携開始から15年経過したのに加え、企業成長の実現を目的として発展的に協力関係を解消し、JA三井リースの百%子会社となった。同社では「今後は、より機動的な組織運営と顧客価値向上に立脚した営業戦略を遂行することで、お客様のへのサービス向上に努め、引き続き地域に根差した事業活動をしていく」としており、JA三井リースグループの国内・海外ネットワークやノウハウを活用した営業展開を進めていく。

2017年11月7日発行