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使用頻度が高いのは園芸・家庭菜園手袋 東和コーポレーション


作業用手袋調査を実施

産業用ゴム手袋大手の㈱東和コーポレーション(久留米市津福町、渡辺聡社長)はこのほど、15歳から79歳の男女を対象に作業用手袋に関するアンケート調査を実施した。

同社が定める10月29日の「てぶくろの日」を前に、作業用手袋の認知度向上を目的としたもので、今年8回目。調査方法は、事前調査で1年間に作業用手袋の使用、購入した300人(事前調査9983人)にインターネットで実施。調査内容は用途、デザイン、性能など8項目の質問を用意した。

家庭使用は157人で用途は園芸、日曜大工が多く、仕事使用は143人で医療、福祉が多かった。購入ルートはホームセンターが148人で49・3%。手袋のタイプは、「作業用手袋」の利用者に限定するため、汎用性の高い軍手の利用者を除外した結果、「背抜きタイプ(内側が布製で、手のひら部分のみゴムで覆われた手袋)」が多く92人で30・7%だった。また手袋使用で最も困ることは、汗で手が蒸れること(21・7%)で最多だったが、作業用手袋は手荒れの原因を防ぎ、蒸れに対して肯定的な意見もあった。家庭内においても使用用途が長く、通気性や手荒れ、けがの防止になる耐久性など開発ニーズがあることが分かった。さらに、作業用手袋が似合う有名人は、男性トップが、ヒロミさん(22人)。女性ではタレントの森泉さん(26人)だった。同社では「毎年10月29日を10(て)2(ぶ)9(く)ろの日と定め、情報発信の機会にして手袋の存在意義を高めていきたい」と話している。

2017年10月31日発行