NEWS

福岡の営業強化で3年後売上高1・6倍の15億円へ 大安


出荷代行や集荷配送業務を拡大

運送業の㈱大安(だいあん、北九州市八幡西区池田3丁目、平川隼大取締役社長)は福岡地区で出荷代行や集荷配送事業の拡大を図り、3年後までに現在の売上高の1・56倍となる15億円の突破を目指す。

これに伴い手狭となっていた福岡営業所を粕屋郡新宮町立花口から、利便性の高い福岡市中央区那の津2丁目に拡張移転し、9月から本格稼働している。同営業所では衣類や化粧品、日用品など通信販売事業者の出荷代行のほか自動車部品などの一時保管も担うなど、機能を強化。これにより取引先が10社増え、今後も新たな取引先を開拓するとともに、福岡に特化した新たな物流サービスを構築することで営業所の売上高を3〜5倍に伸ばし、全体の売り上げを大きくする。スタッフは佐々木桂一郎営業課長兼福岡営業所長をはじめとする24人。平川社長は「倉庫を持つ保管機能とトラックを持つ配送機能の両方を持ち、ワンストップで物流業務を受注できる強みを生かしていく」と話している。移転した福岡営業所は天神北IC西側の福岡倉庫中央営業所南隣の平屋の倉庫と土地で、敷地面積は約4808㎡、倉庫面積は1027㎡。

同社は1968年12月設立。資本金1000万円。従業員76人。2017年3月期の売上高は9億6000万円。本社に併設する第1倉庫、小倉営業所に併設する第2倉庫も持つ。保有車両は80台。

2017年10月31日発行