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大分県内に調剤薬局を初出店 タケシタホールディングス


初のドライブスルー対応

福岡県内を中心に調剤薬局を展開するタケシタホールディングス㈱(北九州市小倉北区馬借2丁目、竹下正大社長)は9月1日、大分市横田2丁目に「タケシタ調剤薬局 大分店」を出店した。

県外出店を進める一環で大分県内では初の出店。場所は総合病院「大分医療センター」東側。敷地面積は1650㎡。店舗は新築平屋建てで床面積は約264㎡。同社初のドライブスルー機能や多機能トイレを併設している。駐車スペースは34台分を完備。職員は事務4人と薬剤師2人の6人体制で、処方せん応需枚数は一日50枚を見込む。営業時間は午前8時半から午後5時半。土日祝日は休業。小林正喜副社長は「今のところ訪れる患者さまの半数がドライブスルーを利用している」と話している。

初の私募債7000万円を発行

また、同社は8月25日、初の私募債7000万円を発行した。

西日本シティ銀行保証付き初の私募債発行で、信頼性や企業イメージ向上を図るもの。今回は同行が今年2月から地域の学校などへ図書やスポーツ用品を寄贈する機能付きで取り扱いを開始した「地域応援私募債〜つなぐココロ〜」として発行した。同行保証付きおよび適格機関投資家限定の無担保社債。期間は5年。同月28日には熊本市東区東町4丁目の健軍東小学校で50型液晶テレビとテレビ台の寄贈式が開かれ、同社の小林正喜副社長が西村裕校長に目録を手渡した。同社では「健軍東小学校区に出店を計画している。地域に貢献したいとの思いから同行への支援を決めた」と話している。

同社は1981年4月創業。2017年2月設立。資本金500万円。従業員400人。県内を中心に調剤薬局を37店舗運営している。

2017年10月31日発行