NEWS

需要旺盛で過去最高、営業利益は倍増に 安川電機


通期予想上方修正

㈱安川電機(北九州市八幡西区黒崎城石、小笠原浩社長)の2017年8月期上半期(17年3月21日—17年9月20日)の連結決算は、売上高が前年同期比22・1%増の2291億1400万円、経常利益が同2倍増の274億5700万円で大幅増収増益、中間期では過去最高となった。

中国を中心に需要が旺盛で、主要部門のひとつのモーションコントロール部門は、生産設備の自動化加速やスマホ関連を背景に過去最高。売上げは3割増え、営業利益はほぼ倍増となった。ロボット部門も海外の自動車関連、また、前日の中国での生産自動化を受けて大幅増収増益となった。

全社の営業利益は同約倍増の278億円。上半期純利益は同約2・5倍の210億9500万円となった。

好調な中間期業績を受けて、通期予想も上方修正。決算期変更に伴う11カ月の業績ながら、売上高で4500億円、経常利益で540億円の過去最高を見込む。

2017年10月31日発行