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車両運行情報閲覧サービス会社を子会社化 リサーチアンドソリューション


初事例

ICTソリューション事業を手掛ける㈱リサーチアンドソリューション(福岡市博多区上呉服町、美濃部直樹社長)は10月1日付で、同社グループ会社でインフラ基盤整備業の㈱オリエンタルコンサルタンツ(東京都渋谷区本町4丁目、野崎秀則社長)から、オリエンタル社子会社で車両運行情報閲覧サービス業の㈱トータルフリートサービス(同所)の発行株式を100%取得し、リサーチ社の子会社にした。

リサーチ社は主要事業のひとつに、駐車場管理や運行記録、交通事故記録管理などの車両管理アウトソーシング事業を展開。トータルフリートが展開する安全運転支援を目的としたドライブレコードサービス「車録」を自社運営することにより、日常運転で発生する危険運転の分析や燃費、走行距離、ルートのモニタリングなどリスクマネジメントの分野を強化し競合他社との差別化を強めるのが狙い。トータルフリートの社長には美濃部社長が就き、資本金1200万円。従業員2人。リサーチ社は「顧客ニーズの高いリスクマネジメント分野の強化ができた。既存の車両管理サービスと連携を強化し、市場における競走力を高めていきたい」と話している。

同社は1979年4月設立。資本金1000万円。売上高14億4447万円(28年度9月期)。従業員151人。

2017年10月31日発行