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山形の企業と青汁の健康への寄与に関する研究 キューサイ


独自技術を使用し解析

青汁メーカーの㈱キューサイ(福岡市中央区草香江1丁目、神戸聡社長)は、9月末から腸内環境研究に特化したバイオベンチャー・㈱メタジェン(山形県鶴岡市、福田真嗣社長)と共同研究を開始した。

キューサイは、メタジェンが昨年4月に発足した腸内環境を改善するための取り組み「腸内デザイン応援プロジェクト」に賛同し、昨年12月から参画してきた。今回の共同研究はキューサイが試験用試料の青汁をメタジェンに提供し、腸内細菌叢の遺伝子情報と腸内代謝物質情報を網羅的に統合解析する「メタボロゲノミクス」という独自技術を使用し、臨床試験と腸内環境に与える評価をしていく。ケール青汁の飲用がどのように身体に影響を与えるのかを明らかにし、今後の商品・サービスの提供と開発につなげていくという。同社では「笑顔に満ち健康で長生きできる世の中の実現に向け、新たな価値を提供していく」と話している。

2017年10月24日発行