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中国人向け決裁サービスを導入 JR九州リテール


博多駅構内の3店舗で

JR九州リテール㈱(福岡市博多区博多駅東、本郷譲社長)は10月1日、同社が営業するJR博多駅構内の3店舗で、中国人観光客向けのモバイル決裁サービス「We Chat Pay」を導入した。

観光客の利便性向上を図り、店舗利用の増加を図る。対象店舗はJR線北改札口横の「博多銘品蔵博多口店」、博多デイトス内の「博多銘品蔵デイトスグロサリーショップ」、「Hakata銘品蔵デイトス店」の3店舗。同社は「博多駅構内では初の導入。今後も、他店舗への導入も検討していく」と話している。

同社はJR九州㈱のグループ会社として1996年2月に設立。資本金は4億9000万円。ファミリーマート、土産物販売の銘品蔵、駅売店のキヨスクのほか、博多座「雅」、ユニクロなどをフランチャイズ展開している。

導入される「We Chat Pay」は、中国で普及しているSNSアプリ利用者向けの決裁サービスで、スマートフォンに表示されたQRコードを店員が専用端末で読み取ることで支払いが完了する。

2017年10月17日発行