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宮崎の農業ベンチャーと連携 筑邦銀行


九州初の農業フィンテック

㈱筑邦銀行(久留米市諏訪野町、佐藤清一郎頭取)は10月5日、農業支援ベンチャーのテラスマイル㈱(宮崎県宮崎市、生駒祐一社長)と包括的な営業連携を結んだ。

同社は農業関連のビッグデータと農家に蓄積された出荷量などのデータをAI(人工知能)が学習し、生産計画を割り出して収益向上につなげる支援サービスを展開。同行顧客や県南部で農業に新規参入する法人、個人などに同サービスを提供することで、地場農業のビジネス拡大につなげる。地場金融機関と農業ベンチャーが連携するのは九州初の取り組み。同行では「テラスマイルが持つ知見と技術を活用することで、県南地区の農業を盛り上げたい」と話している。

2017年10月17日発行