田川新生病院内にケアセンターを移転　麻生介護サービス

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病院運営の訪問看護と併設

訪問介護・居宅介護支援、福祉用具レンタル事業の麻生介護サービス㈱（福岡市博多区博多駅前３丁目、栁倫明社長）は１０月１日、田川市中央町のケアセンターを同夏吉の田川新生病院敷地内に移転した。

社会福祉法人柏芳会記念福祉事業会・田川新生病院（光永吉宏院長）が同敷地内に訪問看護事業所を開設したことに伴い、ケアセンターを病院内の同事業所に併設入居することで、在宅における介護と医療の連携を強化したサービスを提供するのが狙い。場所は県道４１９号（夏吉直方）線沿い、田川新生病院内のデイケアセンター北側。フロア面積は９３㎡の平屋建て。うち、半分のフロアを使用する。名称は「アップルハート田川ケアセンター」。スタッフ数は常勤２人、非常勤７人。同社では「病院敷地内で直接病院が運営する訪問看護と民間の訪問介護が併設する事例は少ない。今後も田川新生病院と連携を深め、今まで以上に地域から信頼される事業所運営を行っていく」と話している。

同社は２００７年８月に設立。資本金は１億円、従業員数は１１０７人（１７年４月現在）。売上高は３７億２２００万円（同３月期）。現在、通算９０事業所（田川市内は１事業所）を展開している。

2017年10月17日発行