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自社開発の文具がグッドデザイン賞に レイメイ藤井


薄型ペンケース

紙・文具・事務機の製造販売の㈱レイメイ藤井(福岡市博多区古門戸町、藤井章生社長)が自社開発し販売している薄型ペンケースが、2017年度のグッドデザイン賞に選ばれた。

商品名は「パタリーノペンケース」。上フタがパタリと開いて中身が良く見え、カバンの小さな隙間に収納できるのが特徴。本体価格は1000円(税別)。グッドデザインの審査委員からは「縫製品でありながらシャープなデザインであり、折り返した蓋がマグネットでぴたっと固定されるのも気持ちが良い。筆記具同士が重ならないため、見つけやすく出し入れもしやすい。ペン先を保護する壁、小物のポケットなど、内部にはきめ細かい配慮がなされている」と評価を受けた。

グッドデザイン賞は、1957年に通商産業省(現経済産業省)によって創設された「グッドデザイン商品選定制度(通称Gマーク制度)」を発端とする総合的なデザイン評価・推奨制度。デザインを通じて日本の産業や生活文化を向上させる制度として展開され、今日では国内外の多くの企業や団体などが参加する世界的なデザイン賞。「Gマーク」は優れたデザインを示すシンボルマークとして親しまれている。

2017年10月17日発行