NEWS

  • 地域

本社工場の草刈機生産工場を増築  オーレック    7月1日本格稼働


 乗用草刈機、自走式草刈機大手の株式会社オーレック(八女郡広川町、今村健二社長)は約10億円かけ本社敷地内の製造工場を増床しラインを増強。7月1日本格稼働する。
 同社は昨年6月期決算で売上高100億円を突破。現在売り上げの2割を占める海外展開のさらなる拡大を見込み、生産体制を整える。本社敷地内には、部品、組立の南工場(延べ床面積1万2240平方m)と、2012年9月に新設した塗装設備の北工場(同3600平方m)があり、増床部は北工場で、5800平方m増床し、延べ床面積約9400平方mになる。新型の塗装設備などを導入し生産ラインを増強。現在の1・5倍の生産能力を見込む。今村社長は「増床部は昨年6月着工し、12月に完成している。現在、運用テスト段階で7月1日から本格稼働になる。市場では手作業から機械に切り替える省力化の需要が増え、草刈機などの増産体制を敷いている。また海外も大いに需要を見込んでおり、業界初の新製品を生み出してさらなるシェア拡大を図る」と話している。