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「全日本写真展」審査用写真プリントに技術協力 福多デジタルフォト


独自技術「vivipix」

写真サービスの㈱福多デジタルフォト(福岡市博多区博多駅南1丁目、佐野貞昭社長)は、全日本写真連盟の主催で9月19日から全国巡回する全日本写真展・高校生部門審査における審査用写真プリントで、画像変換処理の技術を提供した。

同社では、インターネットで写真の注文からプリント、希望場所への配達までを手掛けるデリバリーサービス「vivipri(ビビプリ)」を展開。プリント時には、画素数によって高速処理のコンピュータがレーザー光の強度を自動的にコントロールする自社開発の画像変換処理技術「vivipix」を活用している。近年、写真展においてもWeb応募が広がりを見せる中、主催者側で審査用写真を撮影者のイメージに近い高画質の写真プリントをする必要性が高まっていることから、「写真データに限りなく近い写真プリント技術」(同社)が評価されたもの。

同社は、2007年5月設立。同7月に「ビビプリ」サービスを開始した。全日本写真展とは、朝日新聞社と全日本写真連盟が主催する写真コンテストで、今年45回目を迎える。9月19日〜25日で東京での展示会を終え、10月19日〜25日で大阪、その後全国各地で巡回展示を予定している。

2017年10月3日発行