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もの忘れカフェを設置 今宿病院


デイケアセンター内に

内科・心療内科・メンタルヘルス科を診療科目とする今宿病院(福岡市西区今宿2丁目、深堀元文院長)は9月9日、運営するデイケアセンターにもの忘れカフェをオープンした。

物忘れカフェ(認知症カフェ)とは、2012年に厚生労働省が策定した「認知症施策推進5か年計画(オレンジプラン)」の中に盛り込まれたもので、認知症の人やその家族、地域住民、専門家などが交流する場として普及を推進しているもの。認知症に特化したデイケアセンターを運営する同院では、設置を機に認知症関連のサービス拡充を図る。場所は今宿病院裏側のデイケアセンター「スマイルガーデン」1階。カフェスペースでは看護師や精神保健福祉士、作業療法士などが相談に応じる。実施期間は毎週土曜日。参加費は100円(お茶、お菓子代)。同院では「もの忘れの気になる人やそのご家族、認知症に関心のある人など、どなたでも参加できるため、認知症や介護などの相談、アドバイスの気軽に交流できる場にしていきたい」と話している。

2017年9月26日発行