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経営統合に基本合意 コカ・コーラウエストとコカ・コーライースト
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コカ・コーラウエスト株式会社(福岡市東区箱崎7丁目、吉松民雄社長、以下「コカ・ウエスト社」)とコカ・コーライースト株式会社(東京都港区、カリン・ドラガン社長、以下「コカ・イースト社」)は4月26日、経営統合に関する協議・検討開始について基本合意した。今後、経営統合の形態・方法や統合会社の名称、本社所在地など、両社で設置する「統合準備委員会」で協議・検討していく。
清涼飲料各社間の販売競争が激化する中、コカ・コーラボトリングビジネスを一元的に管理・運営することによりビジネス効率化を図るとともに、人材の有効活用や生産性向上などシナジー効果を最大化することで、ボトラーとしての基盤強化を目指す。統合後の売上高は単純合算で1兆円を超え、営業エリアは1都2府35県、コカ・コーラブランド製品の国内販売数量の約86%を占める。
コカ・ウエスト社は1960年に「日米飲料株式会社」として設立。1999年以降、5つのコカ・コーラボトラーと経営統合し、現在では総人口約4500万人の近畿、中国、九州エリアの2府20県で事業を展開。国内コカ・コーラブランド製品の販売数量の約35%を占めている。資本金は152億3100万円、連結売上高は4404億7600万円(2015年12月期)、従業員数(単体)は1620人。
コカ・イースト社は1956年に設立した国内初のコカ・コーラボトラー「東京コカ・コーラボトリング株式会社」を含む関東、東海エリアのコカ・コーラボトラー4社の経営統合により、2013年7月に発足。昨年4月には仙台コカ・コーラボトリング株式会社を完全子会社することで、現在では総人口約6600万人の南東北、関東、東海地域の1都15県で事業を展開し、国内でのコカ・コーラブランド製品の販売数量のシェアは約51%。資本金は64億9900万円、連結売上高は5631億6200万円(2015年12月期)、従業員数(単体)は4204人。