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KDDIの電力サービスを販売開始   ケーブルステーション福岡    セット割引で提供


 ケーブルテレビ局の九州テレ・コミュニケーションズ株式会社(長崎県佐世保市、太田亨社長)は4月1日、運営するケーブルステーション福岡(福岡県春日市)でKDDIの電力サービス「ケーブルプラスでんき」の販売を開始した。
 ケーブルプラスでんきはKDDIがケーブルテレビ事業者と連携して提供する電力サービス。ケーブルテレビ側は家庭向けの電力サービスに着手できるほか既存サービスと組み合わせることで利用料金のセット割引価格での提供が可能となる。また、ユーザー側は連動するWebサービスにより電気使用量の予測機能や省エネの情報、ショッピングサービス「au WALLET Market」で提供する省エネ商品の情報などをWebで確認することができるという。
 ケーブルステーション福岡は春日市、大野城市、太宰府市、筑紫野市、那珂川町、志免町、宇美町、須恵町、粕屋町などでケーブルテレビサービスを提供しており、今回全顧客へのメリットと分かりやすさを考慮し同サービスの販売を決めた。ケーブルステーション福岡のサービスエリア内で同社が提供しているテレビ、ネット、固定電話サービスのいずれかに加入していることが条件で、ケーブルプラスでんき加入者には毎月利用料金の合計金額から定額100円を割引する。同社は「電気の品質を変えず、当社サービスと電気料金の請求が一本化でることが強み。またWeb上のサービスにより電気の見える化ができ、節電にも役立つ」と話している。