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フランス料理世界大会の日本予選決勝に出場 リーガロイヤルホテル小倉の米田シェフ


10月8日

㈱リーガロイヤルホテル小倉(北九州市小倉北区浅野2丁目、五弓博文社長)の最上階レストラン「リーガトップ」のシェフ、米田武史氏は10月8日、フランス料理界で最も権威があるとされるコンクール「ボキューズ・ドール国際料理コンクール2019」の日本代表選考会の決勝に出場する。

「ボキューズ・ドール国際料理コンクール」とは、「現代フランス料理の父」と称されるポール・ボキューズが1987年に創設したフランス料理のコンクール。世界24カ国の代表シェフが、2年に1度フランスで開催される本選に出場できる。日本国籍で23歳以上、調理に5年以上従事していることを条件に、今回の日本予選への応募者数は20人だった。一次選考「レシピ書類審査」、二次選考「実技審査」を通過した6人のみが日本予選の決勝に進出でき、米田シェフはその1人に選ばれた。米田シェフは「世界的に権威のある大会で実力を発揮できるチャンスをいただけた。決勝に向け、知識と技術をさらに追及していきたい」と話している。

米田武史(こめだ・たけし)氏は奈良市出身。1982年8月27日生まれの35歳。2002年4月、㈱ロイヤルホテル リーガロイヤルホテル(大阪)に入社し、宴会調理サプライコールに配属。同年9月、同ホテルのコーヒーハウス「コルベーユ」、06年6月同ホテルのレストラン「シャンボール」を担当し、13年8月から、フランスの3つ星レストラン「メゾンピック」、2つ星レストラン「ジャン・フランソワ・ピエ—ジュ」で経験を積む。その後14年3月同ホテルのレストラン「シャンボール」に戻り、16年8月からリーガロイヤルホテル小倉のレストラン「リーガトップ」のシェフに就任。同年、「第8回エスコフィエ・フランス料理コンクール」で優勝した経歴を持つ。

2017年9月12日発行