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7月までのクルーズ寄港回数は41・3%増 九州クルーズレポート


最多は博多港の188回

九州地方整備局(増田博行局長)が8月23日に発表した九州クルーズレポート8月号によると、今年1月から7月までにクルーズ船寄港回数(速報値)は前年同期比41・3%増の629回と過去最高を更新していることが分かった。

港湾別では博多港が188回でトップ。2位は長崎港の155回で、鹿児島港の61回、佐世保港の55回、八代港の36回と続く。県内でクルーズ船の受け入れを強化した北九州港は20回で7位だった。一方、7月単体の寄港回数は前年同月比6・1%減の92回。港湾別の上位5位は博多港の29回、長崎港の21回、八代港の10回、鹿児島港の9回、佐世保港の6回だった。

また、レポートでは最新トピックスとして米国のプリンセス・クルーズ社が中国市場向けに投入した上海発着クルーズのマジェスティック・プリンセス(約14・3万トン)が博多、長崎、鹿児島の3港に初寄港したことに触れている。

2017年9月5日発行