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米国のライブ映像配信システム開発会社と協業 ユニゾンシステムズ


年内めどにサービス開始

放送業界に特化したアプリケーションソフト開発の㈱ユニゾンシステムズ(福岡市中央区荒戸2丁目、今村勉也社長)は8月1日、LTE回線ボンディング(結合)技術を搭載したルーターを開発するTVU NETWORKS(米国カリフォルニアマウンテンビュー市)と業務提携を結んだ。

自社開発の高速ファイル転送ソフトウェア「STORM(ストーム)」は全国の放送局で使用されており、米国の企業と協業することで海外展開に力をいれていく方針。また大容量のデータを場所問わず高速転送したいというニーズに応えるために、今後は両社の技術を活用した「超高速携帯回線網大容量データ転送技術」の製品開発や販売について幅広く協業していく。年内めどに、ともに開発したサービスを開始し、年明けにはTVU NETWORKS社が開発する「TVUルーター」に組み入れていく。同社では「ストームはもともとさまざまな機器に組み入れて使用することを想定していた。実際に多くの企業から提携の話があり、今後はパートナーを増やし、さまざまなサービスを構築していきたい」と話している。

2017年8月29日発行